空と風のうたブログ
読書記録(BL&非BL)、ゲームの感想など。
コードネームはBee
2005年05月07日 (土) 17:20 | Edit
[書籍概要]
タイトル:コードネームはBee
著者:磯崎なお
イラスト:松本テマリ
出版社:ビブロス(ビーボーイノベルズ)
発売日:2004/10/20
収録タイトル:「コードネームはBee」 「シークレットミッション」

[あらすじ]
普通の高校生だけど「恋愛トラブルバスター」として、数々の問題を解決してきた岬。次なる依頼は、「捨てた女は星の数」のめちゃモテ大学生・架偉に天誅を下すこと。まずは自分に惚れさせるため、ターゲットに急接近したものの、三つ違いとは思えぬ架偉の大人な魅力にいつものペースがつかめなくて!?

[感想]
何というか……こう言うと失礼なのですが、意外に面白かったです。勢いとノリで、ラストまで読み終えてしまいました。私は結構、読むスピードが遅い方なのですが、このお話はいつもの半分くらいの時間で読めましたし。すごく読みやすかったです。読み終えてからあらすじを読み返してみて、「三つ違い」ねぇ……と遠い目をしてみたりも(笑) そういえば、この本を買った後で改めて見てみて笑ってしまったりもしましたっけ。何にかというと、オビに。「セクシービーム」って……(笑)
高校2年の岬は、友人の惣一と「恋愛トラブルバスター」をやっています。惣一が「秘密結社Bee」と名付けたその主な仕事内容は、恋愛関係のトラブルを解決すること。付き合っている相手と円満に別れさせるというのが多いらしいのですが、今回の依頼は「復讐」です。ターゲットは20歳の大学生・架偉。「捨てた女は星の数」のその男に、天誅を下して欲しいとのことで、岬は架偉を自分に惚れさせておいて手酷く振ってやろうと計画するわけです。この岬ですが、仕事の時はしおらしく健気な感じを装いつつ、でも実際の性格は負けん気の強い生意気で元気な高校生なんですね。今回の依頼も、最初は乗り気じゃなかったのに、その負けん気の強さ故、惣一に上手いこと乗せられてしまいます。さすが心得てるなあ、惣一……と変な感心をしてみたり(笑)
ともあれ、こうして「復讐」がスタートしたわけですが……この後の展開、というか岬の心がどう変わっていくかというのは、まあ、予想が付きました。それでも、架偉との関係を続けていく様子は楽しめましたし、岬の勝ち気な性格も感情がはっきりしていて良かったです。生意気だとはいっても、すごく素直な印象も受けましたしね。架偉は、タラシでスマートな大人の男というイメージですが、実は……なのです。実際に読んだ方が楽しめると思うので「実は……」の先は言いませんが、私は、「実は……」な架偉の方が好きです。展開的にも、岬の仕事の顛末や岬と架偉の関係がどうなるかなど、最後まで読ませてくれますので、飽きずに楽な気持ちでお話を追えました。
続編の「シークレットミッション」では、恋人同士になったものの、架偉が忙しくてまともに会えないことを不満に思う岬が、また「Bee」関係の仕事をすることになる……というお話。うーん……架偉との恋愛面はともかく、「Bee」の仕事の展開はいかがなものかと思わなくもない(笑) まあ、好みの問題でしょうけど。深く考えずに読めば面白い……かも。岬と架偉の関係については相思相愛なのは解り切っているので特に不安を感じることもなく。岬は架偉に振り回されてばかりなのや、不満を言ってばかりの自分を気にしていますが、実際は架偉の方がずっと岬に振り回されています。すっかり岬に参ってしまっているし、岬にはとことん弱いです。ラストを見れば、それが良く解ります(笑)

個人的評価:★★★★☆

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