空と風のうたブログ
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ラブ、エトセトラ。
2005年05月24日 (火) 21:14 | Edit
[書籍概要]
タイトル:ラブ、エトセトラ。
著者:鳩村衣杏
イラスト:崇原千鶴
出版社:二見書房(シャレード文庫)
発売日:2002/04/25
収録タイトル:「ラブ、エトセトラ。」 「「愛してる」をもう一度」 「真夜中の恋愛論」

[あらすじ]
担当雑誌の編集者の武内に激しく片想いしたあげく、失恋してしまったグラフィック・デザイナーの芳野。新しく担当編集となった元浦は、長身でクールな二枚目だが、なぜかいつもサングラスをかけていて無愛想。ちょっととっつきにくそうなタイプ。ところが、武内の送別会の帰り道、酔って思わず涙を見せてしまった芳野に、元浦が突然キスを仕掛けてきて……。眼鏡の蔭に隠されたその黒い瞳が、予想外に野性的で熱いことを知った芳野は――。

[感想]
私の理解が足りないのか、芳野が何故元浦を好きになったのかが解らなかった……。といっても、全く解らなかったというわけでもないんです。キスされた夜から元浦のことが頭から離れなかったり、ちょっとしたことで元浦のことを思い浮かべたりとか、気になる存在だってことは伝わってくるんですね。ただ、それだけだと芳野の気持ちの変化が唐突に感じられるというか、何か物足りないというか……もうひとつ何かが欲しい!とか思ってしまいました。そうしたら、芳野が元浦に自分の気持ちを伝える場面がもっと効果的になったんじゃないかなあと。そこが残念でした。でも、元浦が実はずっと前から芳野のことを知っていて好きだった、というのはすごく私好みです(笑) 芳野が武内に片想いをしていた期間とほぼ同じ期間、芳野のことを想っていたっていうことですしね。
「「愛してる」をもう一度」は、芳野と元浦が付き合い出して2ヶ月後のお話。お互い想い合っているのに、まだ何となくぎこちなさが感じられる二人です。表題作でもそうだったんだけど、デザイナーと編集という仕事関係のこともきちんと書かれていて、エピソードも仕事絡みのことが多いので、読んでいて楽しいです。脇のデザイナー仲間たちも個性的ですしね。打ち合わせのシーンなんかは特に好きです。
元浦は芳野よりも1歳年下なんですが、差はほとんどないし普段は割と落ち着いているので、年下というイメージは薄いかも。あと、スマートそうに見えて、ちょっと意地悪な感じもあったりします(主にベッドで……/笑) 言葉足らずなところもある割に、物言いは結構ストレートだったりとか、色々と魅力的なキャラかなと思います。芳野の方は、思ったことがすぐに顔に出る、傍にいたら構いたくなるタイプかな。元浦とのことを周りに隠そうとしても、早速ひとりにバレてるし……まあ、元浦のせいでもあるのですが(笑) 結構、悩んだり落ち込んだり考え込んだりするんだけど、出口が見えると即行動できるところは好印象ですね。まだまだこれからといった感のある二人なので、今後どうなるのか楽しみです。
「真夜中の恋愛論」は、芳野の先輩デザイナー・桂と外科医の松永のお話です(あ、また医療関係者が……) 芳野に尋ねられて、二人の馴れ初めから現在に至るまでを振り返る、という形になっています。
何というか……ひとつの区切り毎に芳野との会話が入るので、断片的な印象が強かったです。だからかな、ちょっと心情の変化が解りにくかったです。特に、“出会い~付き合い始め~一緒に暮らすまで”をもう少し詳しく見てみたかったなあと思いました。でも、一生を一緒に生きていこうと決めるシーンは良かったです。家族にゲイだとカミングアウトしてからずっと、自分を許せない気持ちを抱いていた桂の殻が破れた感じで。破ったのは勿論、松永で、彼からは静かな深い愛情というのが感じられましたね。まあ、桂と出会った当初は良く解らない人というイメージを持ったんだけど(笑)

個人的評価:★★★☆

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