空と風のうたブログ
読書記録(BL&非BL)、ゲームの感想など。
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エグゼクティブの恋愛条件
2006年06月29日 (木) 23:13 | Edit
「エグゼクティブの恋愛条件」 ★★★★
著:水上ルイ/イラスト:こうじま奈月/角川書店(ルビー文庫)

エグゼクティブの恋愛条件

[あらすじ]
ずっと好きだったグランシェフの小田切に失恋したシェフの鮎川雪彦。切ない胸の内を冷たい表情に必死に隠しつつ、小田切のもとで働く鮎川だが、そんな心情を店のオーナーでもある大富豪・アルマンドに何故か見破られてしまう。雪彦はアルマンドに、そのことを秘密にする代わりにある条件を突きつけられて……。

[感想]
「ショコラティエの恋愛条件」「グランシェフの恋愛条件」に続く「恋愛条件」シリーズ第3弾です(カップルはそれぞれ別)
「グランシェフ~」に出てきた小田切に失恋した鮎川が主人公のお話でした。が、私は「グランシェフ~」を読んでいないんですよね。なので、最初はちょっと解りにくいかなと思いつつ読んでいたのですが、なかなか面白かったです。
オーナーのアルマンドは、小田切への想いを知りつつ鮎川のことが好きで、アプローチはしているのですが、鮎川には本気に取って貰えないという……。アルマンドの心の中を鮎川に見せたいですよ、ほんとに。だって、アルマンドの心の中、鮎川のことばかりなんです。シェフとしても人としても、もう鮎川にベタボレ。安心して読めました(笑)
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甘く淫らな愛の香り
2005年08月30日 (火) 00:28 | Edit
[書籍概要]
タイトル:甘く淫らな愛の香り
著者:水上ルイ
イラスト:藤井咲耶
出版社:角川書店(ルビー文庫)
発売日:2005/09/01

[あらすじ]
世界的に有名なガラスデザイナーのジョルジョは、自分を愛人にと狙う義兄から逃れるため日本で暮らしている。そんなジョルジョの前に、若手調香師・麻生剣次が現れる。仕事の依頼だけのはずが、突然「どうしても貴方が欲しくなった」と一目惚れ宣言をされてしまうジョルジョ。その日から強引な麻生に公私ともに求められ、愛を囁かれる日々を過ごすのだが、麻生が義兄の部下だと知って……?

[感想]
前作、「甘く危険な恋の香り」のリンク作品。時間的には前作から少し後くらい? 西園の友人でガラスデザイナーのジョルジョ(26)と、西園の幼なじみの剣次(19)が主役のお話です。前作で少しだけ登場したジョルジョとルーカの事情も詳しく解ります。というかそれがメインになっています(勿論、ジョルジョと剣次の恋愛もですけどね) 西園と亮介もちらちらと登場してます、ラブラブぶりを見せつけられました(笑)
ジョルジョが日本でルーカと二人暮らしている理由は、義兄・ロッスィから逃げて身を隠しているため。ロッスィは、イタリアの大富豪の当主で、ジョルジョの亡くなった姉の元夫でした。ルーカは、ロッスィとジョルジョの姉の間に生まれた息子です。早くに両親を亡くし、自分を一人で育て支えてくれた姉の幸せを心から願っていたジョルジョですが、姉が亡くなった途端にロッスィは「本当に欲しかったのはジョルジョだ」と言うんですね。そのために姉と結婚したと。そして、息子であるルーカに対する冷たい言動にも憤りを感じたジョルジョは、ルーカを連れてロッスィ家を出、日本へと逃げてきたというわけです。いつ壊れるか解らない、けれど、そんな二人の暮らしは安らぎと幸せに満ちていた。ルーカを正式に自分の養子にしたいと願うジョルジョ。それには実の父であるロッスィといずれ向き合わなければならないことは良く解っているけれどできずにいる……そんな状況です。
一方、若手調香師の剣次は、ジョルジョのガラス作品やフラコンの大ファンで、いつか自分が調香した香水のフラコンを作ってもらいたいと思っていた。そこで重要な役割を果たすのが、ジョルジョとも剣次とも繋がりのある西園です。彼の紹介でジョルジョに会えることになり、大はしゃぎの剣次。しかも、ジョルジョが自分の香水を気に入ってくれ、最高の香水が出来たらフラコンを作っても良いとまで言われ、ジョルジョの家で生活することになります。実際に会ってみて、ジョルジョの作品だけでなくジョルジョ自身に恋をした剣次は、ジョルジョをイメージした調香をしようと張り切ります。
そんなこんなで、ジョルジョとルーカ、剣次の三人の暮らしが始まります。剣次はあっという間に二人にも環境にも馴染んで、それが自然なので、見ていてほのぼのした生活ぶりを楽しめました。恋はしない、ルーカを育てて生きていこうと決めていたジョルジョも、少しずつ剣次が傍にいる日常に慣れてきて、剣次に惹かれていくんですね。この辺りはゆったりと時間が流れているようで、本当に好きです。剣次とルーカが並ぶと子供が二人遊んでいるみたいで微笑ましい。でも、時には男らしさも見せたりして、年相応さと大人っぽさが同居している感じで良かったです。ルーカもすごく可愛いしね。
けれど、剣次には秘密がありました。それは、剣次の職場が(試用期間中ではありますが)ロッスィの経営する一流香水店であるということ。そして、ロッスィからジョルジョの居場所を突き止め教えるようにと言われていることです。ジョルジョと剣次の視点が交互にあるので、このことは読み手には割合早く解ります。なので、剣次がどういう行動を取るのかはらはらしつつ読む事が出来ました。ジョルジョへの想いは本物だし、ジョルジョとルーカと暮らす日々が大切なのも本当。ロッスィの言い分と自分の目で見たジョルジョとルーカの様子の食い違い。どうすることがジョルジョにとって一番良いのか? と居場所をロッスィに教えるのを先延ばしにする剣次が、最終的にどういう選択をするのか。まあ、想像はつくでしょうけど、伏せておきますね。
……と、ここまではすごく好みの展開だったのですが……。ジョルジョが剣次の隠していた事を知ってしまってからの展開が、早すぎるように感じられました。ページ数が増えても良いから、もっとゆっくりじっくり読んでみたかったです。あと、ロッスィの執念深さとかももう少し顕れていると良かったかなあと。とある人を持ち出された途端あっさり引き下がっちゃったので……まあ、それだけの人物であるわけなのですが、それまでその人物について触れられていなかったので、余計にそう思うのかも。せっかくのクライマックスも駆け足な感じで、物足りなく思えて残念でした。全てが解決して、晴れてルーカはジョルジョの養子になったし、ジョルジョとルーカ、そして剣次が何のしがらみもなく三人で暮らせるようになったのは良かったんですけど、そんな平和な日々ももっと覗いてみたかったです。

個人的評価:★★★☆

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甘く危険な恋の香り
2005年07月05日 (火) 15:27 | Edit
[書籍概要]
タイトル:甘く危険な恋の香り
著者:水上ルイ
イラスト:藤井咲耶
出版社:角川書店(ルビー文庫)
発売日:2005/07/01
収録タイトル:「甘く危険な恋の香り 第一話」 「甘く危険な恋の香り 第二話」

[あらすじ]
化粧品会社に勤務する香川亮介は、新作香水の企画に悩む中、偶然迷い込んだ路地で見つけた香水店で、恐ろしく艶のある香りを纏った極上の調香師・西園孝明と出会う。なぜか西園の香りに腰砕けになった亮介は、これこそ理想の香りと思い仕事を依頼するのだが、その途端「ベッドの相手をするなら引き受けよう」なんて条件を出されてしまい……!?

[感想]
亮介が所属する第二企画室は、今回の香水の企画のコンペで第一企画室に勝ち、かつその香水が世界的にヒットしなければ撤廃させられという状況に追い込まれていて、第二企画室存続のために亮介は必死になっています。そのため、偶然出会った理想にぴったりの香りを作り出せる西園にどうしても仕事を引き受けて貰おうと説得します。それに対して西園が出した条件は「抱き枕が欲しい」……言うまでもなく、亮介のことですね。
あらすじにあるように、ベッドの相手をするのと引き換えに仕事を受けてもらうというお話なのかなと思って、そういうのはあんまり好きじゃないのでどうかなあと思いつつ読み始めたのですが……微妙に違いました。少なくとも、亮介にその気がないのに仕事を盾に無理矢理、なんて展開じゃなかったのでほっとしました。亮介がその気になるまでは夜抱きしめて眠るだけ(キスはするけれども)なので。まあ、最初から亮介はその気になっているような気がしなくもないのですが(何せ初対面でいきなり腰砕けになっているし/笑) でも、揺れつつも何とか流されず、絶対にえっちなしで西園にすごい香水を作らせてやる、という亮介の心意気(?)を見ていると、意志の強いところもあるのかなあと感じました。
このお話は、亮介視点と西園視点が交互にあります。実は西園は、世界的に名の知れた調香師で、かつては様々な会社の依頼を受け調香をしていたのですが、現在はごく限られた仕事しか受けず、居場所も伏せています。そんな西園が心を動かされたのが亮介です。ほとんど一目惚れ状態ですね。そんな西園の視点が時々入ることで西園の亮介への本気の想いが解るので、亮介と西園が気持ちの上で擦れ違っていても読み手にとっては安心して読めるお話でした。
第二話では、亮介の依頼以外の仕事は受けないと決めた西園が、新しい企画のアイディアが浮かばず苦悩する亮介とともにフランスへと向かいます。世界的企業グラン社との最後の仕事のためです。そこで亮介は、グラン社社長であり西園の幼なじみでもあるグランと、グラン社の企画担当・レチュと出会います。このレチュが、西園のことが好きだということにすぐ気付くわけなのですが……西園にとって恋愛の対象は亮介しかなく、レチュにアプローチされてもその態度を終始崩さないのがすごく良かったです。けれども亮介にとってはレチュの存在は大きくて、精神的に辛い状況に。そのことに付随して、企画者としての自分に疑問を感じたり、西園の調香師としての腕を自分ひとりが握ることに不安や恐れを抱いたりしてしまうんですね。でも、全体的に甘い甘いお話だったので、お互い拗れそうになっても、第一話同様安心して読み進められました。西園が、亮介の依頼しか受けない理由を亮介に伝えるシーンが好きです。当たり前なんだけれど、恋人だから亮介の依頼しか受けないわけじゃないという西園の気持ちをはっきり聞けて良かったし、亮介も自分に自信を持てたようですしね。
亮介と第二企画室のメンバーとのやりとりや、企画の仕事風景などはもっと見てみたかったなあと思いました。

個人的評価:★★★★☆

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