空と風のうたブログ
読書記録(BL&非BL)、ゲームの感想など。
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恋獄の獣との愛の日々
2006年10月27日 (金) 19:38 | Edit
「恋獄の獣との愛の日々」 ★★★★★
著:吉田珠姫/イラスト:相下猛/海王社(ガッシュ文庫)

恋獄の獣との愛の日々

[あらすじ]
誰からも愛されずにいた高校生・あさぎが、迷い込んだ異世界で恋に落ちたのは、赤い髪、獣のような体躯をもつ男・ソード。ぶっきらぼうで野蛮な彼だが、あさぎへの愛は一途で情熱的だった。ソードの元へ戻れたあさぎを迎えたのは、更に熱く激しい、そして不器用な彼の愛だった…! 戸惑いながらも身体を重ねる二人…獣のようなまぐわいではない愛のある営みに、狂喜し打ち震える――。「ソードさん、これは、愛情を確かめ合う素晴らしい行為なんですよ?」 恋は炎となり二人を熱く包む…甘い運命的ラブ。

[感想]
「恋獄の獣に愛されて」の続編です。楽しみに楽しみに待ってました。
前巻では肝心の再会シーンやその後の2人の生活シーンがなくて残念だったけど、今回はその再会シーンから始まりました。2人の生活も勿論ありました~。ラブラブでした。不器用で、お互い何もかもが初心者で。でも、擦れ違っていてもラブラブです。生活しやすいように2人で相談して環境を整えていったり、というシーンとか、これから一緒に暮らすんだなというのが伝わってきます。お互いが一緒にいることで、知らなかったこと、知らなかった気持ちを知って、戸惑いながらもその楽しみも喜びも、苦しささえも共有していくソードとあさぎが、とても良かったです。
それから、あさぎは今回も色々と頑張ってましたね。特に、セックスを含めた2人の関係など。ソードにとって性行為は、愛ではないのです。合意の上でという概念がない。鬼や魔物が跋扈するソードの生きる世界ではそれが当たり前なんですね。だから、愛しているあさぎに対してそういう行為はできないと思っているんです。そんな何も知らないソードに、あさぎは自分の思いを懸命に伝えようとしますが、これがなかなか伝わらないのですよね。ソードは自分が醜く嫌われる存在としか認識していなくて、あさぎが自分を怖がらずに傍にいてくれるのが不思議で仕方ないので、あさぎが行為を進んで受け入れてくれるのも信じられないんです。そんなソードにあさぎがどうやって思いを伝えたかは……読んでのお楽しみ(?)ということで。
エピローグはソード視点だったので、嬉しかったです。お互いの本当の気持ちを理解して受け入れた後のあさぎとソードなので、ますますラブラブになってます。特に、ソードのあさぎへのメロメロぶりがもう……。あさぎ視点でも十分解りますが、ソード視点だと更にメロメロです。不器用なソードもメロメロなソードも、可愛いなと思ってしまいました。あと、前巻のあさぎの家族視点でのエピローグの時の、あさぎとソード側の様子も解って満足でした。何回も読み返しそうです。
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恋獄の獣に愛されて
2006年07月02日 (日) 11:10 | Edit
「恋獄の獣に愛されて」 ★★★★
著:吉田珠姫/イラスト:相下猛/海王社(ガッシュ文庫)

恋獄の獣に愛されて

[あらすじ]
誰にも必要とされていない、という思いを抱きながら毎日を送るあさぎは、ある日違う世界へと迷い込んでしまう。そこで出会ったのは、赤い髪、獣のような体躯を持つ男・ソード。ぶっきらぼうで野蛮な彼は、あさぎへの強い欲情を押さえ込みつつも、傷だらけになりながら激しい情熱で、あさぎを魔物から護ってくれる。初めて自分が自分である意味を見いだせたあさぎは、ソードと共に生きたいと願うが、ソード自身に元の世界に戻れと突き放されてしまい…。

[感想]
※ラスト思い切りネタバレしていますので、ご注意を……。

私の好きな、異世界トリップ系のお話でした。鬼・ソードと高校生・あさぎの純愛ものかな?
自分なんかいなくても何も変わらないと、自分の存在意義を見出せず自己主張もできないまま日々を過ごすあさぎは、ある日、違う世界に迷い込む。そこで魔物や鬼に襲われていたのを助けてくれたのがソードです。
あさぎとソードは12年前にも一度会っていて、その時、命を落としかけていたソードを助けようとあさぎは日本刀を「ソード」という言葉とともに彼に渡していました。ソードはその時から、「ソード」という名前を得て、あさぎのためだけにずっと生きてきたんですね。あさぎもソードも、12年前からお互いが特別だったわけです。けれど、二人の想いは擦れ違うばかり。ソードは、あさぎをこんな世界に置いておきたくなく元の世界に帰してやりたい……あさぎは、元の世界に帰りたくなくソードの傍にいたい……というふうに。
あさぎを元の世界に帰すためには、できるだけこの世界との接触は避けなければならないのですが(この世界の食べ物を食べないとか、鬼や魔物の体液に触れない等)、それを知らないあさぎは、ソードに触れようとして拒絶されるたびに傷つくんですよね。ソードも今までまともに言葉を交わした相手はあさぎだけなものだから、うまく言葉にできないしで、もどかしかったです。本当はソードも、あさぎに直接触れたくて仕方がないのを必死に抑えているから余計に。そのことや、ソードの本音をあさぎが知った辺りから、あさぎのなかのソードへの想いが限界まで膨れ上がっていきます。直接触れられないなら、せめてマント越しにキスをしたり……。けれど結局、ソードはあさぎを元の世界に帰してしまいました。
元の世界に戻った後のあさぎの行動が良いです。ソードと共に生きるために必死で準備して、家族にも自分の思いをソードのことも含めて打ち明け……。今までのあさぎからは考えられないほどの変わり様です。けど、あさぎの家族のことですが……いくら今まであさぎが何も言わなかったからって、「甘え」にしても度が過ぎているような気が……。
エピローグでは、家族の視点からではありますが、あさぎとソードが幸せに暮らしている様子も垣間見られました。それは良かったのですが、できれば、あさぎ視点でソードとの再会の場面やソードとの生活を見てみたかったなあ。全サの番外編小冊子ではその辺りが読めると嬉しいんですが、どんな感じになるんでしょうか。届くのを楽しみに待とうと思います(といってもまだ大分先のことでしょうが……)
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