空と風のうたブログ
読書記録(BL&非BL)、ゲームの感想など。
淫らな躰に酔わされて
2005年05月31日 (火) 10:41 | Edit
[書籍概要]
タイトル:淫らな躰に酔わされて
著者:愁堂れな
イラスト:陸裕千景子
出版社:ムービック(ゲンキノベルズ)
発売日:2004/10/31
収録タイトル:「淫らな躰に酔わされて」 「オカマの純愛」 「淫らな躰に酔わされて~コミックバージョン~」 「『オカマの純愛』後日談」

[あらすじ]
新宿西署の刑事・高円寺は、キャリアの上司・遠宮と馬が合わず、何かと衝突していた。綺麗だが年下で生意気な遠宮に嫌味を言われ続け鬱憤もピークに達した時、思わず「犯してやりたい」と毒づいたのを聞かれてしまう。その夜、宿直室に現れた遠宮はいきなり高円寺の腹に跨って……!? 遠宮の快楽を貪る淫靡な躰に酔わされていく高円寺だったが……。そんな時高円寺は、追っていた殺人事件と意外な人物との接点を見出し……。

[感想]
中津と龍門がちゃっかり同棲開始……というところで始まっている、淫らシリーズ第3弾。ますます次の中津&龍門編を早く読みたくなってきました(2006年は先すぎる……)
今回は、30年来の付き合いの幼なじみ三バカトリオ(上条・中津・高円寺)の最後のひとり、高円寺が主人公です。メインの事件が殺人事件ですし、刑事である高円寺が捜査をする様子なども多々あるので、今までで一番サスペンス色が強い感じのお話でしたね。龍門も独自に事件を調べて高円寺に情報提供したりして、二時間サスペンスもの好きな私としては、この先の展開にドキドキしながらお話を追えました。
破天荒で、ちょっと……いや、かなり下品な高円寺ですが、人の心の機微なんかには結構敏感で、大らかな態度なども相俟ってイイ男だなあと思ったり(前回のお気に入りだった中津を抱きしめるシーンからも高円寺のそういう面が窺えます) 反面、自分のことになるとかなり鈍感なんですけどね。
一方の遠宮は、実際の感情とは裏返しの態度を取る、もう見事なほどの意地っ張りぶりです。高円寺のする事なす事全てに嫌味な言動をしかけてくる遠宮ですが、見えない所では高円寺を想っていたわけです。途中、その想いが見え隠れしているシーンも。ところが肝心の高円寺は、上条たちに指摘されるまで全然気付かなくて、そういうところに鈍感さが表れているなあと感じました。でも、遠宮にペースを乱されっぱなしの高円寺が楽しかったです。
そんな今回のお話のお気に入りは、やっぱりラストの告白シーンですかね。仕事でもベッドでも命令しまくり翻弄しまくりな女王様ぶりを見せる遠宮の、あの告白シーンはすごくすごく(←強調)貴重だと思う。遠宮本人も二度と言わないと言っているくらいだし。
襲い受けは私の好みからはちょっと外れているのですが、なかなか楽しませて頂きました。

個人的評価:★★★★

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淫らなキスに乱されて
2005年05月30日 (月) 11:41 | Edit
[書籍概要]
タイトル:淫らなキスに乱されて
著者:愁堂れな
イラスト:陸裕千景子
出版社:ムービック(ゲンキノベルズ)
発売日:2004/06/30
収録タイトル:「淫らなキスに乱されて」 「花嫁の父」 「淫らなキスに乱されて~コミックバージョン~」

[あらすじ]
美貌のヤメ検弁護士・中津は、腐れ縁の友人検事・上条を密かに思っていたが、告白することなく失恋してしまう。その頃新しく企業の顧問弁護士になるが、その会社を嗅ぎまわる謎のルポライター・藤原龍門と出会う。それ以来、自堕落な風情の藤原につけ狙われる中津だったが、ある日口論の末、無理矢理抱かれてしまい……。

[感想]
淫らシリーズ第2弾です。今回は、「淫らな罠に堕とされて」に出てきた上条の幼なじみのひとり・中津が主人公のお話です。
あらすじを読んでまず驚いたのは、中津って上条のことが好きだったの?でした。全然気付いていませんでした……だって前回のお話では、中津が上条と神津の仲を気にしているような素振りを感じなかったんですよ(私が鈍感なのか?) なので、このお話を読んでみてまたびっくり。気にしていないどころか、かなり気にしているし、思い切り引きずってました。随所で高校時代からの上条への想いの描写があって、それはそれで中津の心中の切なさや葛藤を見られて良かったんですが、そのために龍門との恋愛部分が少なく感じてしまったのが残念でした。上条への想いに苦しむ中津を、高円寺が抱きしめるシーンはすごく好きなんですけどね。友情だからこその、良いシーンでした~(でも、ひっそりこっそり高円寺×中津も良いかもとか思ったのは秘密です/笑)
龍門はといえば、無精髭だわやさぐれた風情だわ。最初は前回の上条と同じく胡散臭いキャラで。このシリーズの攻めって何でこう胡散臭いのか……なんて思ってしまいました(高円寺は別として) で、その龍門、中津を脅して情報を得ようとするのですが、口論の末に中津を無理矢理抱いてしまいます。それで終わった後で、こんなつもりじゃなかったって謝るんですよ。そして脅迫のネタの写真も処分してしまうんですね。だったら最初からやめとけば良かったのに……と突っ込んでみたり。だというのに、翌日、懲りずにまたやってしまいます……そしてまた、こんなつもりじゃなかったって謝るんです……もう何と言っていいものやら(苦笑) まあ、二回とも口論の末っていうのが共通していて、中津に痛い所をつかれて我を忘れてしまったんでしょうね。だからといって無理矢理は良くないですが。
龍門が中津が顧問をしている会社を探る理由や、その会社が関わっていた3年前の事件のことなど、サスペンス的な部分では楽しめました。ただ、中津が本格的に事件を調べ始めてからの展開がちょっと早いかなという気はしました。龍門が3年も追っていた事件なのに案外早く片がついたなあという感。まあ、相手が大きいし証拠もつかめない状態だったので、龍門個人で動ける範囲には限界があったでしょうけど。……何だかんだ言いましたが、中津と相手との駆け引きめいた会話とか、相手がどう出てくるかなど、緊張感があって良かったです。
中津と龍門の恋愛は、まだまだ始まったばかり、という感じで終わっています。事件解決してからこっち、えっちどころかキスもろくに出来ていない二人ですしね。シリーズ第3弾のあとがきで、次は中津&龍門編をと書かれていたので今から楽しみです。龍門の頑張りに期待!(笑)
それから、ショートコミックには、今回も笑わせて頂きました。

個人的評価:★★★★

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淫らな罠に堕とされて
2005年05月29日 (日) 17:47 | Edit
[書籍概要]
タイトル:淫らな罠に堕とされて
著者:愁堂れな
イラスト:陸裕千景子
出版社:ムービック(ゲンキノベルズ)
発売日:2004/02/28
収録タイトル:「淫らな罠に堕とされて」 「ささやかなお願い」 「淫らな罠に堕とされて~コミックバージョン~」

[あらすじ]
鈴本製薬総務課長の神津は恋人に裏切られ泥酔し、気付くと見知らぬ男とベッドで寝ていた。そのヤクザめいた謎の男・上条は、胡散臭く何故か自分をつけ回す。その後も何度か強引に犯され、そのたびに絶頂の高みへと連れて行かれてしまう。強烈な快楽に身を震わせながら、次第に心を占めてくる上条の存在に戸惑いを隠せなくなり……。強引だけど、たまに優しい素振りを見せる上条の真の目的は……!?

[感想]
淫らシリーズ第1弾です(何か言い難いシリーズ名だなあ……/笑)
5年間付き合った恋人・達也の誕生日に、驚かせようと突然マンションに押し掛けた神津。そこで見たのは達也と他の男の濡れ場だった。ショックを受け、泥酔して気付いたら見知らぬ男とベッドで寝ていた……というシーンから始まるお話でした。
この見知らぬ男(上条)というのが、すごく胡散臭いんです。服装などもそうですが、何より神津に対する態度が胡散臭い。何度も神津の前に姿を現し、その真意の見えない様子が色々と想像を掻き立てるし、神津の会社のことを良く聞いてきたりするので、何かあるなとは思うのですが……如何せん、神津が「何度か犯され」どころか会う度に犯されているので、目的が曖昧に見えてしまうんですよね。神津がまた流されすぎというか……毎回毎回あっさり押し倒されてしまうので、もう少し抵抗して欲しいと思ったり。会社でいじめに等しいほどの扱いを受けていたり、課長として日々激務に追われる神津が、更に疲労困憊になっていく原因は間違いなく上条ですからね(連日会いに来てるしねえ……/笑)
神津のなかでだんだん上条の存在が大きくなってきた辺りから、上条が会社のことを尋ねる度、何のために自分に近付いてくるのかと真剣に悩むようになります。本気なのか解らないような上条の「惚れた」という言葉を信じて良いものなのか、ただ会社のことを聞くために接触してくるのか……そんな神津の心の揺れが切なさを感じられて良かったです。
お話が進んでいくと、会社がらみで神津がとある罪をひとりで被らされそうになっていることが発覚するのですが、その前後からはまさに怒濤の展開、という感じ。達也のことに関しては、自分で決着をつけようとしたところは神津の強さが窺えましたし、吹っ切るためには必要だったんだろうなとも思えます。まあ、かなり無謀な行動ではあったのですが、流されるばかりじゃない部分を見られたのが嬉しかったなあと。
事件が解決した後、上条の真意と目的が解るのですが、上条って一途だったんですね~。今までは優しい素振りや気遣いを見せても、すぐえっちに走ってしまっていたせいで気が逸れがちになっていたので、神津に対して本当に真剣に想っていたのが解って良かったです。
色々ありましたが、一度まとまってしまえば、後はもうラブラブのバカップル状態でした。そして、上条が意外に可愛い人だったことが良く解りました(笑) ショートコミックの上条もすごく面白かったです。 上条の幼なじみの中津&高円寺も個性的で楽しいキャラでした。

個人的評価:★★★★

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※CDも発売されています。

▽CAST
神津雅俊:福山潤 / 上条秀臣:鳥海浩輔 / 中津忠利:置鮎龍太郎 / 高円寺久茂:小西克幸 / 鈴本達也:増谷康紀 / 他

Dramatic CD Collection 淫らな罠に堕とされて 詳細情報→ 【Amazon】 【bk1】
ちゃんと待ってる
2005年05月26日 (木) 18:33 | Edit
[書籍概要]
タイトル:ちゃんと待ってる
著者:可南さらさ
イラスト:にゃおんたつね
出版社:二見書房(シャレード文庫)
発売日:2002/07/25
収録タイトル:「ちゃんと待ってる」 「君を待ってる」

[あらすじ]
四月から大学生となり東京の学生寮に越してきた山城智幸は、同じ新入生で遊び人と名高い白河貴一と週番を組むことに。傍にいるだけでどきどきするような美貌もさることながら、洗濯機の中に石鹸を丸ごと入れて回してしまうような危なっかしい貴一の世話を焼く智幸は、気が付けば報われるはずもない恋心を抱えて苦しむ毎日。そんな時なのに先輩寮生の嫌がらせに耐えかねた貴一が智幸の部屋に転がり込んできてしまい……。

[感想]
遊び人だといわれる貴一に最初は良い印象を持っていなかった智幸。ところが、とあることが切欠で親しくなります。その切欠というのが、あらすじにもあるように貴一が洗濯機に石鹸を丸ごとひとつ入れている場面に居合わせたから(このシーンにはイラストもあるのですが、すみません、つい笑ってしまいました/笑) あまりにも家事というか生活能力のない貴一の世話を焼くうちに、自分に向けられる気を許した相手だけに見せる優しさや笑顔が気になり始め、恋までしてしまった智幸の切ない想いが丁寧に書かれていました。
報われないと解っていても諦められずにいたある日、うっかり貴一に告白する羽目になってしまいます。だけど思いがけず貴一が受け入れてくれた時の戸惑いつつも嬉しい気持ちが、智幸の心や言動の端々に表れていて。智幸の貴一が好きなんだという気持ちがすごく良く解ります。それだけに、絶望感の辛さといったらないですね。何故受け入れてくれたのかと尋ねる智幸に、貴一は「世話になってるから」と言うんですよ。世話をした引き換えにこの恋を手に入れたのかと、智幸の心情はどん底です本当に。
実は、貴一の「世話になってるから」発言には別の真意があったわけなんですが、智幸にしてみればそんなことを考えられる余裕もないです。まあ、貴一にとって智幸が“特別”なのは、最初の方から感じられるんですけどね。智幸をよく構っている京一郎先輩に対して結構あからさまに嫉妬してるし、独占欲剥き出しだし。大きな子供って感じかなあ。ただ、貴一自身が嫉妬や独占欲の裏にあるものを自覚していないのがねえ……。貴一は、感情表現が下手というか上手く言葉に出来ないというか……だから余計に言葉でも心でも擦れ違ってしまうんだろうと思います。でも、もう世話を焼かないと決めた智幸がたまに口を出すと、それが八つ当たりから出た言葉でも、貴一は嬉しそうにするんです。こういうところがあるから、憎めないんですよねえ貴一って。憎めないところが憎いってところでしょうか(苦笑)
続編の「君を待ってる」でも、相変わらずな二人。一応恋人関係にはなったものの、表題作と似たような擦れ違い方をしています。もう少し何とかならないのかなあともどかしく思ってしまうんだけど、でも、そんなことを繰り返しながら、ゆっくり二人にとっての良い関係を育てていって欲しいとも思いました。あ、それから、貴一の独占欲は更に増している感じで見ていてすごく楽しかったです(笑)
あとがきに続編があるかもしれないようなことが書かれていたのですが、どうなんでしょう。智幸と貴一のその後も見てみたいし、寮の雰囲気とかも好きだし、京一郎先輩とか気になるキャラもいるので、続編があるなら是非読みたいですね。

個人的評価:★★★★

ちゃんと待ってる 詳細情報→ 【Amazon】 【bk1】
購入本
2005年05月25日 (水) 16:03 | Edit
久しぶりに漫画を買いました。
高永ひなこ先生の新刊です~。
あと、木原音瀬先生の作品を3冊。
木原先生の作品は、今まで一冊も読んだことがなかったので、読んでみようかなと。
とりあえずあまり痛くなさそうものを選んだつもり。
でも「Don't Worry Mama」の一番最後のイラスト見て早速後悔したりして……女装えっちはちょっと……(汗)
……って、痛さとは無関係のところで後悔してどうする(笑)

以下、購入本です~。


++<Novel>

・琥珀のうたたね
 [神奈木智:竹書房(ラヴァーズ文庫)]

・追憶~風子のいた情景~
 [火崎勇:竹書房(ラヴァーズ文庫)]

・駆け引きはベッドの上で
 [ふゆの仁子:竹書房(ラヴァーズ文庫)]

・赤と黒の衝動
 [春原いずみ:徳間書店(キャラ文庫)]

・甘えたがりのデザイナー
 [篁釉以子:徳間書店(キャラ文庫)]

・機械仕掛けのくちびる
・緑の楽園の奥で
 [洸:徳間書店(キャラ文庫)]

・恋愛時間
 [木原音瀬:オークラ出版(アイス文庫)]

・眠る兎
・Don't Worry Mama
 [木原音瀬:ビブロス(ビーボーイノベルズ)]

・略奪計画。
 [真崎ひかる:ワンツーマガジン社(アルルノベルス)]

・野蛮な純愛
 [杏野朝水:ワンツーマガジン社(アルルノベルス)]

・淫らな罠に堕とされて
・淫らなキスに乱されて
・淫らな躰に酔わされて
 [愁堂れな:ムービック(ゲンキノベルズ)]


++<Comic>

・リバティ☆リバティ!
 [高永ひなこ:幻冬舎コミックス(バーズコミックス ルチルコレクション)]
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