空と風のうたブログ
読書記録(BL&非BL)、ゲームの感想など。
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読書記録(2005年9月)
2005年09月30日 (金) 21:53 | Edit
2005年9月に読んだ本の覚書です。
読了順に載せています。



++<Novel>

・歯科医の憂鬱(榎田尤利) ★★★★★
・あぶない奴が多すぎる(愁堂れな) ★★★
・監察医香坂忍の悩ましき日々(小野田五月) ★★★
・専制君主のロマンス(鷺沼やすな) ★★★★☆
・ロマンティスト・テイスト(坂井朱生) ★★★★★
・ロマンティスト・テイスト2(坂井朱生) ★★★★★
・となりで眠らせて
 <ロマンティスト・テイスト番外>(坂井朱生) ★★★★☆
・君ありてこそ(橘伊織) ★★★
・がんじがらめに愛して。(妃川螢) ★★★★☆
・身動きもできないくらい(須坂蒼) ★★★★
・告白のない恋(火崎勇) ★★★★
・愛を誓え(宮川ゆうこ) ★★★
・せつなく優しく恋をして(夢香雅) ★★★★★
・勝負をきめろ!(いおかいつき) ★★★★
・ごきげんカフェ(榊花月) ★★★
・その声に、みだれて(久瀬桜子) ★★★★
・恋愛取引(火崎勇) ★★★★★
・恋は純情に愛は情熱で…(火崎勇) ★★★★★
・初恋(水原とほる) ★
・世界の果てで待っていて-天使の傷痕-(高遠琉加) ★★★★☆
・神さまに言っとけ(榎田尤利) ★★★★★
・黄昏に花(樹生かなめ) ★★★★
・ふんわりな幸せをどうぞ(花川戸菖蒲) ★★★★
・パパと呼ばないで。(水月真兎) ★★★★★
・ありのままの君が好き(樹生かなめ) ★★★★
・ラブ・リミット~この恋、期限つき!?~(桜井眞紀) ★★
・監禁の甘い誘惑(愁堂れな) ★★★
・シンデレラな恋をしよう(宮川ゆうこ) ★★★☆
・香港夜想曲(あすま理彩) ★★★★★
・図書館の眠り姫(遠野春日) ★★★★
・オーダーメイドは恋を囁く(浅見茉莉) ★★★☆
・夜明けには好きと言って(砂原糖子) ★★★★☆
・美男の逆襲(剛しいら) ★★★★
・そのキスは罪を許す(高峰あいす) ★★★☆
・練習曲 エチュード(葉澄梢子) ★★★★★
・いつかの唇(火崎勇) ★★★★☆
・100万$の男(ふゆの仁子) ★★★★☆
・とろけるほど奪われたい!(ゆらひかる) ★★☆
・カラッポの卵(火崎勇) ★★★★☆
・だから忘れない(葉澄梢子) ★★★★★
・堕天使の調べ(春原いずみ) ★★★★☆
・黄昏に花が舞う(樹生かなめ) ★★★★
・最後の純愛(火崎勇) ★★★★
・あまくない恋、あまい彼(鹿住槇) ★★★★☆
・先生、甘えてもいい?(奈波はるか) ★★★
・恋に酔っても(火崎勇) ★★★★☆



++<Comic>

・デキる男(海老原由里) ★★★★
・百日の薔薇(稲荷家房之介) ★★★☆
・負け犬のなんでも屋(麻生海) ★★★★☆



++<Magazine>

・シャッフリング・ナイト!
 (愁堂れな/ジキル:Cobalt 10月号) ★★★★☆
・仔猫と眠る夜
 (雪代鞠絵/緒田涼歌:小説b-Boy 10月号) ★★★★★
・瞬きとキスと鎖
 (きたざわ尋子/緒田涼歌:小説リンクス 4.6月号) ★★★★★
・やさしさの刻印
 (きたざわ尋子/緒田涼歌:小説リンクス 10月号) ★★★★★
・くちづけは嵐の予感
 (柊平ハルモ/あさとえいり:小説リンクス 10月号) ★★★★
・恋はふわりと舞い降りる
 (水壬楓子/DUO BRAND.:小説リンクス 10月号) ★★★★☆
・今日、恋におちたので
 (久我有加/一之瀬綾子:小説Dear+ アキ号) ★★★★★
・Chara Selection 11月号 ★★★★



2005年9月の読了本は、小説46冊、漫画3冊でした。

小説。
前回、1ヶ月で50冊以上読めたので、今回も読めるかなーと思ったのですが無理でした。
通院・資格試験など色々と重なった上、雑誌を読んだりゲームをしたりしていたのが理由なんですけどね。
9月に読んだ小説のなかで特にお気に入りなのは、
・歯科医の憂鬱(榎田尤利)
・ロマンティスト・テイスト/ロマンティスト・テイスト2/となりで眠らせて
 <ロマンティスト・テイスト番外>(坂井朱生)
・せつなく優しく恋をして(夢香雅)
・恋愛取引/恋は純情に愛は情熱で…(火崎勇)
・パパと呼ばないで。(水月真兎)
・香港夜想曲(あすま理彩)
・練習曲 エチュード(葉澄梢子)
……です。
ちなみに最近の好みの設定は、歳の差もので年上攻めのお話。特に、社会人×高校生。この設定のお話が読みたくて仕方ない……って感じの日々です(笑)
来月の今頃はどんな設定にはまっているかなあ。

雑誌。
今月は結構読めました~(その分、小説の読書量が減ったが……)
でも、いい加減ためすぎな上、一冊まとめて読まないので(いくつか読んだら別の雑誌をいくつか読んで、また別の雑誌を……という具合です)、所持している雑誌自体はほとんど減ってないんですよね。……ああ、置き場所がなくなっていく(汗)

やっぱり、緒田涼歌先生がイラストを描かれている作品をついつい先に読んでしまいます。
余程、緒田先生のイラストが好きらしい……と改めて実感してみたり。文庫やノベルズでも、ついイラスト買いしてしまいますしね。
今回読んだ緒田先生がイラストを描かれている2作品(きたざわ尋子先生の作品は前後編+続編だったのでまとめて1作品、ということで)は、設定も、歳の差年上攻め、社会人×高校生と社会人×大学生で、今読みたい設定のお話だったので、楽しく読みました~。
「仔猫と眠る夜」の獣医さん・沢渡先生(攻め)がすごく好きだ……一貫して優しいのですよ~未知ちゃん(受け)をからかいつつも常に優しいのです。
ただ優しいだけじゃなく、厳しい事でも言うべき事はきちんと言ってくれる。その言い方がまた良いのです。一方的に頭ごなしに言うんじゃなくて、ちゃんと相手の気持ちを考えて言ってくれるんですよね。人間にも動物にも。
頑張って頑張って頑張りすぎでも更に頑張ってきて、とうとう疲れ切ってしまった未知ちゃんに、頑張ってきた自分を否定するのはやめて、「無茶をしないで、俺に甘えて欲しい」って沢渡が言うシーンが好きだなあ。
それから、清丸のシーンは思わず涙ぐんでしまいました……こういうシーンには弱いです、本当に。
あと、Cobalt、久しぶりに(2年ぶりくらいかな?)買いました。
愁堂れな先生の「シャッフリング・デイズ!」の続編、「シャッフリング・ナイト!」が掲載されていたので。
面白かったのですが、短いのが残念。というか、むしろこの後のお話が知りたいんですが……。パパさんと松本の仲がどう進展するのか(この場合、進展するのが良い事かどうかは微妙ですが)、すごく気になります。息子の夜は静かに更けていくんでしょうが、パパさんの夜は静かに更けていきそうにはないですからね(笑)
あとBLではないけど、七穂美也子先生の「春加先生の心理学ファイルシリーズ」も掲載されていて嬉しかったです~このシリーズ大好きなので。でも、3号連続掲載のラストだったみたいです……知ってたら買ったかも。まあ、前号からの続きというわけじゃなかったので、それは良かったんですけどね。またまとめて文庫化して欲しいです。
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香港夜想曲
2005年09月15日 (木) 19:56 | Edit
[書籍概要]
タイトル:香港夜想曲
著者:あすま理彩
イラスト:環レン
出版社:プランタン出版(プラチナ文庫)
発売日:2005/09/25
収録タイトル:「香港夜想曲」 「子猫のお散歩」

[あらすじ]
香港での会議で静が挑発した男は、裏社会のトップ・劉黎明だった。会議後、彼に攫われ、強引に組み敷かれる。日本では敏腕代議士として、高い地位にある自分が、黎明の膝の上で喘がされ、か細く啼くよう調教される。他に好きな男がいるのに。男を守るため抱かれたものの、やがて拒みつつも、穿たれる楔の熱さに打ち震えるようになり……。このまま身も心も黎明に依存してしまいそうで、怖い。堪らずに、脱出を試みるが……!!

[感想]
プラチナ文庫9月の新刊……購入予定にはなかったのですが、気がついたら4冊全部買ってしまっていたという……(そんなんばっかりのような……/汗) で、読みました全部。その中で個人的に一番良かったと思ったのが、このお話です。
代議士の静は、上司の梧桐代議士とともに香港での会議に出席する。静にとって梧桐は、中学の頃に自分たち家族を助けてくれた恩人で、優しさをくれた人。人を容易に信じられない静には唯一信じられる存在でした。昔から今まで、そしてこれから先もずっと、静は梧桐のために尽くすことをだけ考えて生きて実行してきました。勿論、今回の会議も。その会議の席で、そうとは知らず裏社会のトップ・劉黎明を挑発してしまう。黎明は、財界も行政もその一言で動かせるほどの権力を持つ男で、逆らえば香港で生きていくことはできないとまで言われる男でした。その黎明に攫われた静は、信じられないような話を聞かされる。梧桐が静を会議に連れてきたのは、静を賄賂に使うためだと。静は当然否定します。が、後で解りますが(というか読み手にはこの時点で解ると思いますが)、黎明の言ったことは真実なんですよね。今まさに賄賂として使われようとしていた静を、横から攫ったのが黎明だったわけです。
黎明の言葉を否定し、梧桐を信じようとする静は、梧桐の役に立つことだけを考え、求めてくる黎明に抱かれます。梧桐が助けに来てくれるのを信じて、それだけを支えに耐える静はすごく危うい。梧桐を信じている静は、見ていて辛いです。「お前は俺のものだ」と繰り返される黎明の言葉にも「私は先生(梧桐)のものです」と頑なに身体以外を守ろうとするんです。その静の頑なな心も身体も、黎明によって溶かされていって、本来の静を引き出されていく……という感じです。
学生の頃は勉強、今は仕事、全ては梧桐のためにと、容姿にも私生活にも気を配ってこなかった静の魅力を引き出したのは、間違いなく黎明でしょう。可愛げのない自分なんかを「可愛い」と何度も言う黎明を不思議に思いながらも、黎明がくれる守られている感触や温もりを受け入れそうになる静。その度、梧桐のことを考え踏みとどまるけれど、黎明に惹かれていることを否定できなくなってくる……。窮地に陥った時に助けてくれるのはいつも黎明。最後の最後で静が求めたのも黎明。無意識に求めるものこそ、心の底で欲しているものなんだろうなあと思います。頑なにがちがちに固まっていた静が、柔らかく変化していく様子を楽しく読めました。
黎明は、上からものを言うような、傲慢な支配者の顔の男。静に対しても。子供扱いというか、手の上で転がして思うように扱っている。でも、無理矢理抱いても、梧桐のことで静が傷つくことを平気で言っても、それでもどこか優しいのです。静に対する執着や言動、その根底にあるのは、静への想いからだというのが最初から解るんですよね。傲慢な攻めは苦手ですが、黎明のことが苦手じゃないのは、そういうことが感じられるからかもしれないですね。それに、黎明が何をしてもそんなに酷いことだとは何故か思えなかったし。まあ、支配者然とした姿も黎明ほど徹底(?)していると、却って苦手意識もなくなってくるもの……なのかなあ? 良く解りませんが。でも、決定的だったのは、黎明の「退け。静の隣は俺の場所だ」という一言(二言?)でしょうか。静に懐く飼い猫に向かって、黎明がその言葉を真剣に言っているシーンの図を想像したらもう駄目でした。可愛いじゃないですか……!(笑)
短編の「子猫のお散歩」は、本編後のお話。静の香港滞在最後の夜の黎明とのデート、ですかね。えー日本に帰るの?……とまず思ってしまった私(笑) まあ、静は日本の代議士なんだから帰るのが当たり前なんでしょうけど。でも黎明が帰さないかと思ったんですよねえ。今後は、香港と日本、離れ離れで遠距離恋愛。……と思ったら、余計な心配でした(笑) 梧桐も自業自得でそれなりの罰を受けましたし、これからは静も静自身のために代議士として働けるし、自分自身と黎明のために生きていけるんでしょうね。素顔の静でいられるようになって良かったなあと思いました。

個人的評価:★★★★★

香港夜想曲 詳細情報→ 【Amazon】 【bk1】
パパと呼ばないで。
2005年09月13日 (火) 16:32 | Edit
[書籍概要]
タイトル:パパと呼ばないで。
著者:水月真兎
イラスト:今市子
出版社:フロンティアワークス(ダリア文庫)
発売日:2005/09/20

[あらすじ]
母を亡くした高校生の花村薫は父・藤原竜二を訪ねる。彼は元ヤクザの私立探偵で、野生の魅力を持つ男だった。二人は一緒に住むことになるが、竜二はおしおきと言っては息子の薫に淫らなイタズラを気紛れに仕掛けて、何も知らない無垢な躰を花開かせていき……。敏感な躰を弄られるうちに、薫は禁忌な想いと知りながらも竜二に惹かれていくが、彼と水沼がキスしているのを見て……。

[感想]
何だか色々と語弊のあるあらすじだなあ……と読み終えて思いました。だってこのあらすじだと、竜二が最低な父親みたいに思えますよ(笑) 実際の竜二は、薫にとても優しくて甘いのにな。まあ、そういう行為を一切しなかったとは言えませんが、別におしおきだとか気紛れだとかで手を出したわけじゃないし、あらすじにあるほどのことはしてないと思うんだけどなあ。薫にしても、躰よりも竜二に惹かれていく方が先だったように思います。終盤は騒動に巻き込まれて薫が大変な目に遭ったりしますが、全体的に見て、穏やかで甘いお話でしたね。竜二と薫のやりとりは割とほのぼのした感じですし、こういう雰囲気のお話は好きです。父親と息子という点についても、ネタバレになりますが、竜二と薫は血は繋がっていませんので、近親相姦が苦手な方も、大丈夫なお話なんじゃないかと(ちなみに私は近親相姦でも平気なんですが)
父親はおらず女手ひとつで育ててくれた母親が亡くなる間際、父親が生きていること、優しい人だから薫を大切にしてくれるから会いに行けと、言い遺します。そこで薫は、父・藤原竜二がいるという店を訪ねようとしますが、場所が解らずに困っているうち、酔っ払いに絡まれます。その時、薫を助けてくれた男が、店まで連れて行ってくれるのですが、その男こそが父親である藤原竜二でした。竜二にとっては存在すら知らなかった息子が突然現れたわけだから、薫はただ会いたいという気持ちだけでそれ以上は望んでいませんでした。でも、思いがけず一緒に暮らせることになり、父親の温もりに甘えてしまいたくなる薫。薫の言動は、無邪気というか何というか……助けてくれたし父親だし優しく気遣ってくれるしで、そんな竜二に対して無防備すぎなほどです(竜二の忍耐が試されているかのようだ……/笑) 探偵をしている竜二に少しでも何かしたいと、薫は事務所の掃除をしたり食事を作ったりして、事務所の中でも竜二の中でも、薫の存在がだんだんと当たり前になっていくようなそんな感じがしました。
薫も可愛いのですが、竜二もすごく可愛かったです。元ヤクザで、顔や雰囲気にも凄みがある竜二ですが、ヤクザだった頃も今も、舎弟の吾郎にも他の住民たちにも好かれています。何より薫に接する時の、甘やかな態度が良いです。「怖くないか?」と薫に聞きながら、薫にはヤクザの顔は見せない。尤も薫は、どんな竜二の顔も、刺青の竜も、怖がりませんけどね。それに、初めこそ突然の息子の存在に戸惑った竜二ですが、一度面倒を見ると決めた時から、本当に薫の保護者のようで。あの過保護ぶりといい、高校編入のための面接に行く時の様子といい、薫のために一生懸命立ち回る竜二が可愛いんです。
一緒に暮らすうちに触れた竜二の優しさや温もり、色々な面……その全てに、薫は惹かれていきます。けれど、相手は父親だから、想いを告げることもできない。できるのは、ただ傍で竜二を想える今の幸せがずっと続くようにと願うことだけ。竜二と仲の良い、水沼佳也の存在に嫉妬する自分を嫌悪している薫ですが、竜二を想う薫は、本当に一途で必死でひたむきで、見ていて思わずぎゅっとしたくなってしまいました。
竜二が組を解散させる原因となった3年前の抗争。その抗争相手が竜二を逆恨みして、薫を拉致し竜二を誘き寄せようとします。拉致された薫は、酷い目に遭わされますが、その時も案じるのは竜二の身の無事ばかりで、一心に竜二を想う姿は健気でたまりませんでした。薫を傷つけられて我を失った竜二の形相は凄まじかったです。その後の薫に向けた、安心したような優しい表情が、どれほど薫が大切かが伝わってきて、温かい気持ちになれました。
気持ちを確かめ合った後は、また穏やかで甘い日常が戻ってきました。竜二の心配性も過保護も健在です。そしてその甘さの中に、別の甘さもプラスされて。あとがきに、「この先旦那が尻に敷かれるのは間違いない」と書かれていましたが、もう既に竜二は薫の尻に敷かれているような気もします(笑)
気になるのは、桃子(薫の母)の真意かな。今となっては知りようもないですが、何故竜二を父親だと言ったのか、佳也が言っていた理由のとおりだとしても、その真意を桃子の口から聞いてみたかったです。

個人的評価:★★★★★

パパと呼ばないで。 詳細情報→ 【Amazon】 【bk1】
見られた…(その2)
2005年09月11日 (日) 14:09 | Edit
大分前にBL本の表紙を父親に見られた…という記事を書きましたが、今日また見られてしまいました(汗)
今回は、表紙じゃないんですけど……。
「小説花丸」を買おうかどうか迷っていたので、本屋さんでどんなお話が掲載されているかなとパラパラと見ていたのです。
周囲には全く注意を払っておらず、いきなり名前を呼ばれて肩を叩かれたのでびっくりして振り返ったら……父でした。
雑誌を開いたまま、しばらく硬直しましたよ……。
その後慌てて閉じて、表紙を隠しつつ雑誌を置いたのですが。
周囲から見たら、思い切り挙動不審だっただろうなあ……。
しかも、その辺りって、BL関連の雑誌ばかり置いているコーナーだったので、隠してもあんまり意味なかったような……。
救いは、
開いていたページが漫画や挿絵の部分じゃなかったこと。
父が、すぐにその場を去ってくれたこと。
その後の父の様子が普段と変わらなかったこと。
……ですかね。
まあ、多分特に気にしていないだろうとは思うのですが、思い切り焦りました(汗)
結局、「小説花丸」は、買うの止めました……というか、父が去った後、すぐに私も別のコーナーに行きました……。

ちなみに今、今市子先生の「百鬼夜行抄」にはまってます。
1巻が面白かったので、近々2巻を買おうと思っていたのですが、雑誌を買わなかったので、奮発して(?)6巻まで買ってきてしまいましたー。
怖がりのくせに、夜中に布団の中で寝転がって読んでいるのですが、(少なくとも1巻は)そんなに怖いお話でもなかったので、2巻以降も同じようにして読むと思います(笑)
せつなく優しく恋をして
2005年09月08日 (木) 00:15 | Edit
[書籍概要]
タイトル:せつなく優しく恋をして
著者:夢香雅
イラスト:すがはら竜
出版社:リーフ出版(リーフノベルズ)
発売日:2005/09/15
収録タイトル:「せつなく優しく恋をして」 「君の震える指をせつなく想う」

[あらすじ]
癒えない心の傷を抱える美貌の青年・至は言葉巧みに騙され、知らない間に『売られて』しまう! しかも至を買ったという男・東吾から「愛人になれ」と迫られ、彼とともに暮らすことに。不信感も露わな至に対し、東吾は何故か何もしようとはしない。彼の優しさを知るにつれ、次第に心を許し始める至だが……。ある日、至は東吾がトラウマの原因となった事件に関係している事を知り――!?

[感想]
高校時代に告白されて断った先輩からレイプされたことがトラウマとなって、5年経った今も苦しんでいる至。自分を意志のある人間だと思っていないような扱いが、何より至を傷つけていた。自分を性的な目で見る男が怖く、そんな気がない相手に対しても恐怖を拭いきれず、まともに社会生活を送ることもままならない状態。そんなある時、人の良さそうな男の同情を誘うような言葉に騙され、呼び出されたホテルへと行ってしまう。そこにいたのは、古川東吾という男だった。至がそういう仕事をしている人間で、自分が至を買ったのだと。そこでようやく至は騙されたことに気付くのですが、当然逃げられるはずもなく、東吾に組み敷かれてしまう。レイプされたことがフラッシュバックし、激しく抵抗する至を見て、東吾は行為を止めてくれます。そして「愛人になれ」と言ってくる。といっても目的は身体じゃなく、借りを返したいだけだと、至が自分を取り戻せるように今度は俺がお前を変えてやるなどと、まるで初対面ではないというような東吾の言動に至は困惑します。それでも押し切られて一緒に暮らすことになるのだが……というストーリーです。
2人の同居生活は本当に穏やかです。東吾は言葉通り至に手を出そうとはしないし、初めは警戒を隠せなかった至も少しずつ東吾との生活に慣れていきます。至の過去を知っているような素振りも見せるし、不審なこともある。けれども、それを払拭できるくらい東吾の至に対する態度は優しいです。至を傷つけるものから守り、真綿でくるむような慈しむような優しさで包んで、至が大事だというのが伝わってきます。それが「至を愛しているから」だと知った至は、過去にとらわれた自分を変えたい、乗り越えたいと切実に思う。他でもない東吾に、そうして欲しいと願うんですね。勿論、すぐには上手くいかないんだけど、自分を人間扱いしなかった先輩と、自分を愛している東吾とでは、全く違う。そのことが至を動かします。
東吾と接するうち、段々前向きになっていって、東吾と並んで立ちたいと頑張ろうとする至ですが、トラウマの原因である先輩と再会してしまう。それでも、自分のためにも東吾のためにも頑張ろうとする至が健気です。けれど、先輩からの執拗な接触や、東吾が至のトラウマに関わりがあるということが解り、至はボロボロになっていきます。まあ、東吾に対する疑惑だけは絶対に誤解だろうなと思っていたので(東吾の言動を見ていたら一目瞭然なので)、そこは安心して読めたんですけどね。
至が騙されやすいのは、基本的に優しくて素直で思い遣りがあるからなんでしょうね。まあ、それで窮地に陥る羽目になるんですけど……その度、東吾が助けてくれて、そしてこれからも助けてくれるでしょう。東吾にとっては苦労が耐えないでしょうけど(苦笑)
短編「君の震える指をせつなく想う」は、至と東吾の初めての出会いを東吾視点で回想するお話なのですが、これがすごく良かった。このタイトル、好きなんですよね。何だか、じーんときます。至の心情も、東吾の至への想いも、このタイトルが表している気がします。全ての始まりと、トラウマを2人で乗り越えた至と東吾の未来、その両方が詰まっているのがこの短編なんだと思います。至の「指」が言葉よりも何よりも雄弁に、至の強さも弱さも東吾に感じさせてくれた。だからこそ、東吾の至を見詰める優しさと慈しみに溢れる目が印象的でした。

個人的評価:★★★★★

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