空と風のうたブログ
幻獣契約クリプトラクトメインのゲーム雑記。他、コナン等(同人誌関連の話題がありますので、苦手な方はご注意を)。以前は読書記録(BL&非BL)メインでしたが、今はこちらの記事は書いていませんし、今後も書く予定はありませんのでご了承ください。
空-HOLLOW-
2005年01月26日 (水) 22:47 | Edit
[書籍概要]
タイトル:空-HOLLOW- <硝子の街にて6>
著者:柏枝真郷
イラスト:茶屋町勝呂
出版社:講談社(ホワイトハート)
発売日:2000/06/05

[あらすじ]
ノブが運転手をつとめるタイムズ・スクエアでの買い物ツアーで、女性客が姿を消した。目撃者の話では、彼女は偶然知り合いに出会い、そのまま二人でどこかへ行ってしまったらしい。米国に詳しい連れがいるのなら、とノブたちが安堵したのも束の間、シドニーの話から彼女の連れが殺人事件で指名手配中の男だと解り――!? どこまでもピュアなノブとシドニーの友情と純愛のNY物語。

[感想]
ノブがアルバイトをしている旅行代理店のツアー客のひとりがいなくなった――というところから始まる今回の事件(本当はもっと前からなのですが、表面上は、ということで)
事件に関わる人物の背景が少しずつ解ってくるのに伴って、ノブがシンクロする事柄も増えて。中途半端な自分に自己嫌悪して、自分を否定するような考えに陥って……きっと誰もが一度は考えることなんだろうけど、そんなノブが痛かったです。タイトルの意味も、事件の結末も、何だかやるせなく感じました。
それとは反対に、ノブとシドニーの関係は良い感じだなあと思いました。シドニーの告白からも二人の間は変わらなくて……そんな関係を心地良く思えます。それでも、やっぱり少しずつ変わっていってるんだなあと感じる部分もありました。そんな緩やかな変化もノブとシドニーには合っているような気がするし、優しい感じがしてすごく好きです。あと、今回はやたらとシドニーがノブの髪をひっぱったり撫でたりするシーンが多かったです。実は密かに(?)そのシーンがお気に入りなので嬉しかったです。
そして、いつも楽しみにしている幼い頃のエピソード。プロローグは、ノブが日本に帰る直前のことで……読んでいて哀しかったです。その分、ノブ(約1歳)とシドニー(約4歳)の初顔合わせのシーンは嬉しさ倍増でした。ホプキンス家の愛犬・ベスとじゃれているノブが可愛すぎ。それを少し離れた所から見ているシドニーの表情も……。もう、口元が緩みっぱなしでした(笑)
ラストでは、ノブが日本に帰ることを決意……置き手紙だけを残してアメリカに戻って来てから約6年間、ろくに連絡もとらなかった祖父母への謝罪と感謝、そして、自分を見つめ直すために。ノブがアメリカから、シドニーの傍から、(一時的にでも)離れてしまうのは寂しいのですが、ノブが日本でどういう風に過ごすのかも気になります。結局、シドニーには日本に帰ることを告げられなくて置き手紙を残して行き――ノブ自身も思っていたことではあるのですが――また置き手紙なのね……と思わず突っ込みたくなってしまいました。飛行機に乗る直前にかけたシドニーへの電話も、あんな電話をかけたら却ってシドニーが困惑するような気がするのですが……次巻でノブが日本に帰ったことを知ったシドニーの様子がすごく気になります……。

個人的評価:★★★★★

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