空と風のうたブログ
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好きじゃなければやってられない
2005年02月01日 (火) 17:08 | Edit
[書籍概要]
タイトル:好きじゃなければやってられない
著者:佐々木禎子
イラスト:穂波ゆきね
出版社:小学館(パレット文庫)
発売日:2004/02/01

[あらすじ]
高校2年の田端律は、幼くして母を亡くし、父一人子一人。家業の玩具店の店番をし家事全般をこなしている。ある日、長身で美形の男が来店、レア物のプラモをまとめ買いしようとして律と口論に。律はお宝を子供たちのために残しておきたかったのだ。そんな律に、男は笑って折れてくれた。男――上原孝太郎は、その翌日、事故で入院した担任に代わり、律のクラスの仮担任として赴任してきた。そして律に猛アタックしてきて……!?

[感想]
律と上原の会話のテンポが良くて、すごく楽しかったです。律も上原も、ああ言えばこう言うみたいな感じで、お互いぽんぽん言葉が出てきて。そして大抵、律が言い負かされちゃうんですけど、そこがまた良いんですよね(笑)
上原は大人げないところもあるにはあるけど、良くも悪くも大人というイメージ。赴任初日から、律を校内放送で呼び出したり家庭訪問したり……律のなかに徐々に入ってきたというよりは、一足飛びにあっという間に近くにきたという感じで、でも嫌な印象は全く受けないところがすごい。律も上原の存在に戸惑ってはいるけど、嫌がってはいないし。上原に振り回されつつも、上原がいるのが自然なことのように思えてきました。
律の家は、玩具店の他にゲーセンも経営していて、律の父親はそちらの方を主に担当しているのですが、その父親が倒れてしまいます。父親の容態や、家、学校、玩具店、ゲーセン……と一気に多くのことが律一人にのしかかってきます。でも、弱っている律の傍には上原がいて、何くれとなく助けてくれるんですよね。物理的にもそうだけど、何より精神的な部分での支えになってくれて。それまでも上原に惹かれていた律が、このことで更に上原を好きになっていく過程がすごく納得できて良かったです。そして上原だけでなく、律の周りには、伯母さんや友達といった温かい人たちが多くて、読んでいる私まで何だか癒されてしまった気分になりました。
終盤、上原の任期終了の日がやってきます(実は私、上原が臨時の仮担任だということを忘れかけていました……) その辺りの律の心中が切なかったです。その前に上原の元教え子から上原に関する良からぬこと(?)を聞かされていたから余計に、律は思い悩んでしまっていて……その上、上原に切り捨てる様な言い方をされてしまうんです。でもまあ、不安感はなかったんですけど。だってそんな簡単に律への想いをなくしたようには思えなかったですし。なので、ラストは思わずにやりとしてしまいました。上原って常に美味しいポジションにいたよなあという感じでした(笑)
最初から最後まで読みやすく、ほんわかした感じのなかに少しの切なさもあって、大満足な一冊でした。

個人的評価:★★★★★

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