空と風のうたブログ
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咬みつきたい。
2006年07月09日 (日) 22:58 | Edit
「咬みつきたい。」 ★★★★
著:たかもり諫也/イラスト:かわい千草/新書館(ディアプラス文庫)

咬みつきたい。

[あらすじ]
ヴァンパイア・ハンターのイザークは、強烈な印象とともに淫靡でゴスでセクシーな銀髪のヴァンパイアの少年トリスタンと出会う。力あるヴァンパイアのくせになぜか同族を憎み、<狩り>に加わるトリスタンの奔放な行動に振り回されながら、次第に彼に惹かれていくイザーク。わがままで、可愛い、猫のようなトリスタン。だが、思いのまま貪るように彼を抱いた夜、トリスタンは恐ろしい告白をする。

[感想]
両親と双子の妹をヴァンパイアに殺されて以来、ヴァンパイアを憎悪の対象として生きてきたイザークは、学生とハンターという日々をこなしつつ、家族を殺したヴァンパイアを探している。
ある日出会ったトリスタンというヴァンパイアは、力あるヴァンパイアでありながら、他のヴァンパイアとは相容れない様子を見せ、何かとイザークに絡んできます。そして、自分のマスターであるヴァンパイアを倒すのを手伝ってくれればイザークの復讐の相手を教えると告げます。復讐を果たすための良いチャンス、でもイザークは躊躇います。何故なら、マスターを失った時にはトリスタンも死んでしまうから。最初はトリスタンに振り回されて迷惑していたイザークでしたが、一緒に過ごすうちに憎悪の対象のはずのヴァンパイアであるトリスタンに惹かれていたんですね。だから、思ってしまった。トリスタンを死なせたくない、と。けれど、トリスタンを抱いてしまった夜、イザークは彼から信じられない言葉を聞く。「僕がやったんだよ、イザーク」──トリスタンが、イザークの家族を殺したヴァンパイアなのだと、告白したのです。イザークは悩みます。憎い、けれど、憎みきれない。トリスタンは家族の仇で復讐の相手で、けれど、死んでほしくない。嘘だと言ってほしい。トリスタンの存在を傍に感じれば感じるほど、感情は乱れるばかり……。
マスターを倒す手伝いをすれば復讐の相手を教えると言ったトリスタンが、何故急に自分が殺したと言いだしたのか。トリスタンは何故他のヴァンパイアと相容れないのか。等々、色々と謎があって楽しめました。私は、トリスタンはイザークの家族を殺していないんじゃないかなと思って読んでいたのですが……。謎が解けた時には、なるほどなあと思いました。イザークとトリスタンは実は……というのも、私は明かされるまで全く考えてもいなかったので意外性があって良かったですね。
長い時を生きてきたトリスタンの過去は痛々しく、もしもトリスタン視点で話が進んでいればもっと痛かっただろうなと思います。人間だった時とヴァンパイアになってからの長い時間……その間のトリスタンの思いも。家族を失ったイザークと同様、トリスタンも色々なものを失ってきたんですね。でも、これからは二人で新しく始められます。そして今後も相変わらず、イザークはとことんトリスタンに振り回されて過ごすのでしょうね(笑) ネタバレですが、それこそ一生、(時間差はあれど)死ぬ時まで一緒ですしね。
……ところで、「何だ、そりゃー!」っていうのはイザークの口癖なんでしょうか? 読んでいてとても微妙だったので……(笑)
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