空と風のうたブログ
読書記録(BL&非BL)、ゲームの感想など。
【シークレットゲーム CODE:Revise】
2011年04月10日 (日) 20:06 | Edit
3/31発売の、【シークレットゲーム CODE:Revise】の感想です。

シークレットゲーム CODE:Revise

【シークレットゲーム CODE:Revise】は、【シークレットゲーム-KILLER QUEEN-DEPTH EDITION】の続編です。正確に言うと、続編ではないのですが、その辺りはAFTERまで見れば解る、ということでここでは割愛。基本的な部分は前作と同じなので、それも割愛。前作の舞台は建物内でしたが、今作は廃村ということで、フィールドが広がりました。あと、人数も、13人→14人になってます。ジョーカーの分が増えたわけですね。大きく違うのは、ファーストステージとセカンドステージがあるということ。ファーストは比較的クリア条件が緩やかで、プレイヤーたちの思考・行動次第では全員生存可能ですが、とあることがトリガとなってセカンドに移行すると、クリア条件が変更され、全員生存は不可能になってしまいます。今作は、ALONEとREBELの2ルートがありますが、まぁ、当然のごとくどっちのルートでもセカンドに移行してしまうんですけどね。

▼ALONE
セカンドに移行するところまでは体験版でプレイ可能です(製品版では、体験版にはなかったシーンが追加されている部分がありました)。体験版では、主人公・修平の好感度も高く、体験版ラストも非常に気になる終わり方で……体験版の続きをかなり期待してたんですが。期待はずれ……とまではいきませんが、修平の好感度はもう上がることはありませんでした。むしろ下がる一方です。更に言うと、REBELでもっと下がる。まぁそれは、REBELで書くとして。修平にとって唯一無二の存在だった琴美を失って、「俺には誰も必要ない」とか言って皆殺し宣言までしちゃった割に、その後の行動ときたら……。

以下、体験版以降の内容のネタバレがあるため、たたみます。ラストとか本当にネタバレしてますので、それでも良い方のみどうぞ。

▼ALONE(続き)
とりあえず、修平が自分で殺したのは……3人ですかね? ええ、修平を主人と仰ぐスーパーメイド・瞳を騙して働かせて、修平自身は基本的に動きませんのでね。瞳を騙して……というのは、修平のクリアには瞳の死が必要だからです。でも、修平はそのことを伏せて瞳を利用するんです。瞳は修平と2人で生き残ることを夢見ているのに……。別にそういう展開が駄目だというわけではないんです。でも、そういう展開にするならするで、もっと徹底的にやって欲しかったというか……修平じゃ、完全なダークサイドには落ち切れなかったというか。つまりは悪にも善にもなりきれずに中途半端なのが不満だったのかも。
修平は、1人目には琴美の仇、2人目には瞳を殺しました。あ、瞳は直接殺したわけじゃないですけど(でも、直接殺すより酷い気が……しかも自分1人の力でやったわけでもない)。で、3人目は、はるなを守るために死に際の最期の力で……です。この3人目がね……あの黒河がましに思えるほど最低最悪です。女の敵ですよ、全く。

▼REBEL
説明会後、司と組むことに同意すると、ALONEとは違う展開になるREBELとなります。あ、序盤でALONEとは違う視点が入るところもあります。で、REBELですが。とりあえず、主人公は修平&琴美じゃないですね。いや、琴美は頑張ったけど、修平は何もしてないです。本気で何もしてない。主に頑張ったのは、司と玲。というかもう、司&玲のカップルの方がよっぽど主人公っぽい。それに比べて修平は……素数ナンバーのプレイヤー殺害がクリア条件なのに、誰も殺さずにクリアしたとかどうなの……。今作では殺害=死亡のようで、必ずしも自分で殺す必要はないけど、6人もの死が必要なのに誰ひとり殺さずにクリアっていうのはね。真島も司も悠奈も、修平をクリアさせるために退場させられたとしか思えない。玲・悠奈VS瞳になった時は、悠奈と瞳が相討ちで修平クリアとかやめてくれよ……と思いつつやってました。それは回避されましたが、悠奈は結局死亡、瞳も重傷。そして最後は琴美が瞳と対峙。後に修平が駆けつけ瞳を撃つけど、その時にはすでに決着ついてるしな……。で、修平クリアです。うーん……。あと、瞳は確かに(いろんな意味で)怖いし、ALONEで琴美を殺そうとした時はおいおいと思ったけど、やればやるほど瞳が可哀想になってくる。挿入歌流れるシーンなんかもう……。

▼AFTER
これで、今作は前作の続編ではなく、前作の10年前の話だということが判明。今作に出てきた○○○が、前作の○○だった、ということで、終了。そして、【シークレットゲーム-KILLER QUEEN-DEPTH EDITION】へ続く……という感じ。今回の決着は、前作のEPISODE4で見られます。

▼EXTRA STAGE
おまけ。司&玲は相変わらずで楽しかった。

……ということでまとめ。ALONEでの生存者は3人、REBELでの生存者は4人という結果でした。でも、ALONEの生存者のうち2人がREBELでも生存しているっていうのはちょっと微妙。2ルートしかないんだから、もっと他のキャラも生存させて欲しかったです。全体の感想としては、「面白かった。だけど……」という感じですね。ゲームの設定やキャラの言動に矛盾やら疑問やらが残るし、主人公がイマイチだし。最後までダレずに一気に読めただけに、勿体ない部分が多すぎて残念でした。でも、面白いことは面白いんです。ファーストで仲良くなった人ほど、セカンドではクリア条件が競合してしまうことが多いので、その辺りの葛藤とか良かったですしね。音楽は、やっぱりボーカル曲が良かったですね。ED曲が一番好きかな。挿入歌の歌詞はまんま瞳のことですよね……。あ、あと文章で気になったところ。戦闘シーンとかで、「/」を多用しているのが微妙に気に障ります。例えば、玲・悠奈VS瞳の時の、「悠奈が頬を引きつらせながら、自らも移動を開始/玲も同様に動き始める/再び瞳へと突進し刃を交える」とか、「感情の読み取れない、機械のような顔で/声で、瞳が靴を鳴らす」とか、「その事実に気付き、悠奈の顔に焦りが浮かぶ/瞳の顔に笑みが浮かぶ」とか。「/」を使わずに普通に書いてある方が(私は)読みやすいんだけどな。


以下、各キャラについて思うこと。これまで、ぼかして書いていたこともネタバレしてますのでご注意を。プレイヤーナンバー順に書いてます。



▼上野まり子(A)
ALONEでもREBELでも真島のおかげで生き残ります。REBELでは生き残る必要があるから仕方ないけど、ALONEでは別のキャラに譲っても良かったのになと思ってしまいます。まり子=前作の○○です。○○が好きだったから、まり子と同一人物だと解って、ちょっと複雑。いや、別にまり子が嫌いなわけではないんですけど。EXTRAでの真島とのいちゃつきぶりは、周囲に迷惑なレベルじゃないかと思う。というかもう2人の世界?

▼粕谷瞳(2)
チェーンソーをぶん回す、スーパーメイドさん。あのメイドさんに至った経緯は解りましたが、あの異常な身体能力はどうやって身に付けたんでしょうか。いろんな意味で最強です。同じエリアに2時間以上留まらない(つまり、一人で行動している場合、2時間以上眠れない)というのがクリア条件で、そんな制限がなければ、皆殺しだって可能なのでは。瞳の不運は、自身が素数ナンバーであったことだと思う。そのせいで、とことん報われません。ALONEでの最期もREBELでの最期も……。修平の殺害対象でなければ、瞳の夢が叶う未来もあったかもしれないのに。修平を運命の主人だと決めた理由、説明会での立ち居振る舞いがどうこうって言ってましたけど、実際は、説明会で不安そうにしてる女の子(琴美)の手をしっかり握って守っていたからだとかもう……。

▼細谷はるな(3)
ALONEのエピローグ担当……の割に、出番が少なすぎる。修平の回想シーンに出てくる女の子の声がはるなと同じだったので、修平の妹だろうなとは思っていましたが、修平がはるなが妹だと確信した理由がよく解りませんでした(初対面の時に「はるな」という名前にちょっと反応はしてたけど)。はるなの方は、修平の名前を聞いてすぐに解ったみたいですが。REBELでは、序盤での出会い以降、修平と再会することなく死んでしまうので、兄妹2人で生き残るルートもあれば良かったな。ところで、はるなの行動についてひとつ疑問。ALONEのファーストで、はるなが何故修平たちを狙撃したのか。はるなは修平を殺したくないはずなのに何故? 傷付けるだけなら良いと思ったってこと?(はるなのファーストでのクリア条件は「他プレイヤーに3回危害を加える」) でも、殺す気で撃ったわけではなくても、当たり所が悪ければ死ぬかもしれないのに、修平たちを狙うか? この狙撃が成功しなければゲームオーバーってわけでもないんだし、わざわざ修平たちのチームを狙う必要はないのでは?

▼藤田修平(4)
主人公……のはずが、イマイチ活躍しない人です。体験版終了までの修平はなかなか良かっただけに、その後が残念すぎました。ファーストでは素数ナンバーのプレイヤー全員クリア条件を満たす、セカンドでは反転して素数ナンバーのプレイヤー殺害がクリア条件。前にも書いたけど、REBELでは自分では何もしてないのに他キャラのおかげで勝手にクリア条件達成、という体たらくです。ALONEではるなを守ったのは良いけど、それまでの言動がぐらぐらでどうしようもないですし。琴美は俺が守る、とか言う割に、そんな場面はほとんどなかったです。

▼荻原結衣(5)
何と言うか……不憫なんですが、それさえもあまり目立たなかったような気がする不遇な人でした。ALONEでは最低最悪女の敵の3人目のあの人の餌食になり殺されるわ、REBELでは黒河に銃殺されるわ……。「黒河さんよりも悠奈さんがいい! 悠奈さんと一緒が良かった!」って思うのは良く解りますが、そんなにはっきり黒河本人に主張するから、あんなことに……。

▼吹石琴美(6)
ALONEでは最初に死んでしまいますが、REBELでは最後に活躍。あそこは修平が頑張るべき場面だと思うのですが……まぁ、そのおかげで、琴美の印象が良い方に変わったんですけど(怪我しているとはいえあの瞳相手に1時間も逃げ回れるものかという疑問は置いておいて)。ファーストでは4.5.7.8に危害を加えない、セカンドでは反転して4.5.7.8を殺害&PDAを読み込ませる、というのがクリア条件。つまり、修平が死なないと生き残れないわけですが、「~の殺害」がクリア条件のナンバーのなかで、唯一琴美だけは抜け穴があります。「PDAを読み込ませる」というのがそれで、ポーカーのストレートのようにジョーカーで代用できるという……(ジョーカーは1人しかいないので、使えるのは1回だけですが)。おかげでどうにもあっさりクリアしてしまったな……という印象が強いですね。まぁ、さっきも書いたけど、最後に見せ場があるけど。

▼真島章則(7)
素手同士の戦いなら一番強い気がする一匹狼(っぽい)ボクサーです。まり子と出会ってからは、常にまり子を守るために生きてます。というか、明らかにまり子とそれ以外への態度が違いすぎます。どちらのルートでも、まり子を守って死ぬんだけど、今作はそういうパターンが多いから、別のパターンも見たかったな。

▼黒河正規(8)
クリアする気あるのかってツッコミ入れたくなりました。クリア条件を満たしたプレイヤーのPDAを4つ以上取得しないとクリアできないのに、仲間作る気もなければ、クリアできそうな結衣をあっさり殺してしまう始末。いや、本当にクリアする気ないよね、この人。前作の手塚と比べると……同じ声(一条さん)なのでつい比べてしまう。

▼蒔岡玲(9)
まっすぐで正直すぎる性格ですがそこが玲の良いところです。あ、食い意地も張ってます。刀を持たせればほとんどの相手とは対等に渡り合える強さで、弟の仇を討つためにゲームに参加。ALONEでもREBELでも生き残る人、2人目。まり子と同じで、どちらのルートでも司によって助けられ、クリアします。これも、別のパターンにはできなかったのかなぁと。でも、司&玲のコンビ(カップル)は好きなので、どちらのルートでも2人の見せ場があったのは嬉しいかな(その分、主人公のはずの修平が……ですが)。司とは互いに影響し合って変わっていけた、大事なことに気づけた、というのが良かったですね。エピローグ・AFTERでは全く出番がないのは何でだろうとは思ったけど、司や弟の彰共々、良い役どころだったと思います。

▼伊藤大祐(10)
最低最悪女の敵の3人目のあの人。ALONEでは隠れていればクリア条件達成できたかもしれないのに、自分の欲望を優先させた結果、あんなことに。自業自得ですが。同情の余地皆無。ここまで不快なばかりのキャラも珍しい。

▼藤堂悠奈(J)
リピーターであり、玲の弟の仇。過去の贖罪のため、一人でも多くの人間が生存できるようにするために参加しました。過去に玲の弟である彰のおかげで生き延び、今度は彰の姉である玲を庇って死亡(REBEL)。名シーンだと思うんだけど、前述のように、修平がクリアするために退場させられた感が強くて、イマイチ……。あとは結衣のことかな。ALONEでもREBELでも結衣を保護して一緒に行動しますが、襲われたりごたごたしているうちに離れ離れになって、その間に結衣は……という似たような展開なんですよね。そういえば、REBELでの悠奈の水浴びはちょっと疑問だなぁ。結衣を必死で探している時なのに、ちょっと休憩するだけならともかく、水浴びするか?と思ってしまった。

▼阿刀田初音(Q)
以前は人気があったが最近は落ち目のアイドル。最低最悪女の敵の3人目のあの人=大祐の一番の被害者。ALONEではレイプされた挙句見捨てられ、司&玲の元でようやく落ち着けたと思ったら、セカンドへ移行してクリア条件が皆殺しに変わったために司&玲の元にもいられなくなり、最後は大祐に殺され……。その分、REBELでは見せ場はあるのですが、中途半端です、とても。大祐を殺してセカンドへ移行し、皆殺しのため動き出したんですが(実際、何人も殺してる)、司・玲・琴美・悠奈を騙して仲間に入った後の行動がなぁ。というか、ALONEでもREBELでも大祐にレイプされるのは変わらないあたりがもう……。

▼三ツ林司(K)
最初は、誰も信用しないし、他の人間は自分がクリアするための駒と思っていますが、玲との交流でどんどん変わっていきます。玲とのコンビ(カップル)は最高です。2人揃って可愛いよ、本当に。そして、初音の嘘に気付くあのシーンは、このゲームの中で印象に残ったシーンのひとつですね。……玲のところで言いたいことは書いちゃったので、あんまり書くことないな。あ、玲と2人で生き残るラストが欲しかったです。玲とはクリア条件が競合してないんだから、それが可能だったはずなので。

▼城咲充(ジョーカー)
本人よりもPDAが大活躍。正直言って、あんまり印象に残ってないです。司の先輩らしいですが、司と絡むわけでもないし……。ファーストではひたすら黒河に振り回され、セカンドでは黒河が殺害対象に入ってしまったために別の仲間を探そうとして……あれよあれよという間に殺されちゃうんですよね。ALONEなんか人違いで殺されてるしなぁ……。ジョーカーのPDAは、彼の死後も有効利用されましたが。
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