空と風のうたブログ
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ボディ・ダブル
2005年05月03日 (火) 22:36 | Edit
[書籍概要]
タイトル:ボディ・ダブル
著者:火崎勇
イラスト:暮越咲耶
出版社:イースト・プレス(アズ・ノベルズ)
発売日:2003/10/01

[あらすじ]
大学生の柊はマッサージ師の見習い中。ひょんなことから同じマンションの最上階に住む超豪華ペントハウスに住む憧れのハンサム・内藤と知り合いになり、出張マッサージをすることに。鍛え抜かれた身体にワイルドな顔立ち……どう見ても普通のリーマンじゃないし、自称マフィアのアメリカ人まで部屋にいて……。もしや彼はヒットマン!? 謎の男への興味は、いつしか別の感情をも抱かせて……。

[感想]
前々から、時折ちらっと見かけるだけだった内藤への興味と、同じマンションに住んでいるのに懸け離れた部屋の差(広さだとか設備だとか)への興味とを持っていた柊。内藤が酔っ払ってタクシーの運転手と揉めている場面に偶然出会い、内藤の部屋へ入るチャンスを得たのですが、それだけでなく、話の流れで内藤のマッサージをすることになります。この柊というキャラがすごく好感の持てる人なんですね。警戒心を抱かせない外見と雰囲気、面倒見の良さ、はっきりした物言い、ストレートな感情表現……と見れば見るほどスッキリした性格をしていて、見ている方も何となく穏やかな気持ちになったり。兄に対して甘えている場面なんかも、嫌みのない子供っぽさを感じられて好印象でした。内藤が柊に好意を抱くようになる理由も解る気がします。
対して内藤は、謎めいています。それは特に職業の面で。その生活ぶりから、かなり高収入な職業だと想像できるものの、マッサージに通いながら窺える内藤の様子からは仕事をしている素振りは全く見えなくて……。マフィアのジュニアだという外国人がいて内藤をヒットマンだと言ったり、銃があったり、マフィアのドンだという人物が現れたり、不審な車がマンション前に止まっていたり――と、そりゃあもう、嘘っぽい展開のオンパレードみたいな感じでした(笑) 柊にしてみても、本当のことなのかジョークなのかと悩みはするのですが、実際のところは話してくれないので解らない。この謎が最後まで引っ張られるので、先が気になりましたね。
柊の心情面では、内藤へそうとは気付かなくても少しずつ惹かれていく過程が良かったですし、惹かれているからこそ内藤の仕事が余計に気にかかるというのも良く解ります。別れを匂わせられるような状況になった時、初めて、その想いが明確になったのが印象的でした。また、柊は性的な面ではすごく奥手というか……天然で、そのシーンではついつい苦笑いしてしまったり。なので、そのシーンに至るまでの内藤のズルさが際立って見えてしまいました。でもそんな内藤のズルさも嫌いなわけではないですけど。柊に対して一歩退いた感じだった内藤の優しさ、意地悪さが、柊との間にあった壁を崩して向けられるようになったのも良かったです。まあでも、ズルいなあとはやっぱり思ってしまうわけなのですが(笑) 後、柊にマッサージして貰っている時の内藤は少し無防備な感じで気に入っています。
内藤の仕事に関しては、本当にラストで解るのですが……ヒットマンだというのは違うとしても、何で気付かなかったんだろうとちょっと悔しく思ったり。考えれば解らないことでもなかったかも?と。でも、全てを知った柊の行動にはびっくりしましたが、爽快でした。だって内藤の頭を雑誌でパカーン、ですよ(笑) それでその後に、あんな可愛いことを言われちゃ内藤もかたなしです。この先の二人の関係が見えてくるようでした(笑)

個人的評価:★★★★

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